BLPには内容のみならず、ひじょうに重要な要素があります。それは「日常的に評価をする」という点です。毎週の授業を、それも全期間にわたって長期的に評価する。評価ポイントは、・積極性……発言をするか。求められた以上のことをしようとするか・成果志向……結果を残そうとするか・配慮……グループ内のメンバーに対する配慮ができるかなどになります。これらは実際に企業が求めているものと合致します。さらに重要なのは、この評価に明確な差をつけていることです。
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BLPでは、そこにもしっかり配慮されています。BLPははじまってから多くの時間は経っていませんが、成果はすでに現れているといいます。就職実績も上がり、学生自身がこのプログラムを受講しなければと思うようになっているそうです。大学の姿勢やシステムが変われば、企業も学生も変わる。BLPがその先鞭をつける存在になる可能性は高い、と私は考えています。ただ、こうした新しい取り組みにも、不安がないわけではありません。GPAの導入で、学生が成績評価の甘い科目に流れるのではないか、というものです。これは日本に限らず海外でもGPAの問題点とされているところですが、そのためにはシラバスや成績評価基準をきちんと公開する必要があります。あの大学の、あの先生の評価は甘いということがわかれば、企業側で補正が可能になるからです。それができないと、こと就活に関してGPAのメリットは大きなものになりません。そうした情報公開を含めて、実際の運用がしっかりとできるかどうかが、課題のひとつになってきます。